突然ですが、みなさんこんなことって経験されたことありません?
こないだ占い受けてんけど、「結婚できません」とか言われた!その前に受けた占い師は結婚できるって言ってたで。
なんで占い師によって言うこと違うん?むかつくー!!
まあね。私も占い師になるまでは「ちゃんとした占い師に占ってもらってたら、結果は一緒のものになるに決まってる!」って思ってました。
でも、占い師になってみると、占い師によって言うことが違う理由がわかりました。今日はそれを記事にしました。
今日の記事はこんな人に向けて書いてます
- 占い師によって言うことが違うことに納得が行かない人
- なんで占い師によって言うことが違うのか気になる人
ということで、本編にはいりまーす!
占い師によって言うことが違う
理由1:占術が違う
「占術が違っても、同じ人を占ったら同じ結果が出て然るべき。」と、思いますよね。
でも、占術によって得手不得手があるのも事実なんです。
例えば卜術を例に上げますと
卜術
<得意>人の気持ちなど、その時によって変化が激しいことをリアルタイムで占うこと
<不得意>その人の本質など、普遍的なことを占うこと
こうなる。
卜術ってタロットとかルーンなんですが、「私ってどんな人?」と言う質問をして今日出てきたカードと、明日出てきたカードが違うなんてことザラにあるんですよ。
でも実際は、あなたがどんな人かっていう本質的な部分が今日と明日で違うことってそうそうないでしょ。
だから、卜術で聞くべきなのは私ってどういう人か?っていうより「今の自分の気持ち」とかなんですよね。
※今の気持ちが分からない…とかだったら、卜術で聞くのが一番いいです。
逆に、命術(生年月日で占うやつ)で「今日の私の気持ちは?」とか聞かれても正直全然わかりません。「私の本質は?」とかを占うなら、ぴったりなんですけどね。
どの占術が何が得意かって言うのはこの記事にもまとめてるんで興味がある人は読んでみてください〜
理由2:占いはインスピレーションだから
占いって結構曖昧なんですよね。
四柱推命でも同じ命式見て、占い師全員が同じことを感じ取れるかって言うのはまた違う話なんです。
四柱推命で言うと、例えば
日干:甲(きのえ、木の陽)の人ってどんな人?ってなった時に、共通認識で持ってるのって「樹木」のような人なんだな。ってことだけなんですよ。
「え?樹木ってどんな人なん?」
→っていうのをわかりやすく、言葉に変えていくのが占い師の仕事で。
でも、樹木ってどんな人かって人によっていろんなイメージがあるんですよ。
- 草原に立つたった一本の木→みんなが影を求めて集う?
- 木だから移動できない→行動力に欠ける?
- 森林にある一本の木→目立たない?
- サバンナに立つ木→水が足りない?何か(雨)を求めるけど飢えてる?
みたいにさ、いろんな木があるわけですよ。
その木が何を求めてるのか、どういう人なのかって言うのは占い師によって読み取り方が違ってくるんです。
基本的に、「甲」は「木」っていう共通認識があるからそこまで大きく異なることはないけど、やっぱりニュアンス的には人によって違う物になっていく…なんてことはザラにあります。
理由3:そもそも、占いだけじゃなくて、世間にはいろんな意見があるよね
まあ言うと「死刑制度って良いもの?悪いもの?」って聞いた時に人によって答えが違う っていうのと似てるんです。
Aさんは賛成してたけど、Bさんは反対してた… この時に「なんで??(怒)」ってなるんじゃなくて「人によって答えも色々あるわなー」ってなるあの感じ。
普通に生きてても同じ事象に対して人によって言うことが違うことなんていくらでもあるよねって話で。占いもそれと一緒というだけのことなんです。
だから、「私って結婚できますか?」って言う質問に対しても、占い師によって
- 可能性が1%でもあれば「できる」って言う
- 可能性が1%ぽっちだったら「できない」って言う
これ、どっちも正しいですよね?
(厳密に言うと、占いでその可能性は何パーとかって推し量れる物でもないんだけどさ!)
…というような理由から「占い師によって言うことが違う理由」をまとめてみました!
ということで今日はここまで!
アラレでした