今日は、四柱推命の通編星の中の一つの星「正財」について説明したいと思います。
通変星ってなんだ？って人はこちらの記事を参考にしてください
記事の最初の方は、考え方とかを書いているので、端的に性格から知りたい人は「偏財の人の性格とは？」から読んでください〜
通変星というのは、比肩星・劫財星・食神星・傷官星・偏財星・正財星・偏官星・正官星・偏印星・印綬星のという10個の星のことです。
日干が、「神様から与えられたあなたの指名・目指すべき到達点」だとしたら、通変星（月支元命）はあなたの「性格」を表しています。
実際に人と関わる時にどんな性格・特徴が出てくるかというのを通変星から読み解きます。
正財ってなんだ？
財星の部分にある「正財」
自分の日干が剋す五行で、陰陽が違う干のことです。
例えば、日干が甲（きのえ）の人からしたら己（つちのと）が正財に当たります。
正財は「正しい財」
正しい形で成した財ということになり、着実・真面目に働いて財を成します。
正財のキーワードは
- 着実
- 正直
面白味がないと言われることもありますが、そんな真面目な姿に惹かれる人も多い
▼イメージ（例：日干「甲」）
財の星なんだけど、引用が異なる（＋ー or ー＋）から「正財」と呼ばれています。
日干からみた偏財早見表
| 日干 | 正財の干 |
| 甲 | 己 |
| 乙 | 戊 |
| 丙 | 辛 |
| 丁 | 庚 |
| 戊 | 癸 |
| 己 | 壬 |
| 庚 | 乙 |
| 辛 | 甲 |
| 壬 | 丁 |
| 癸 | 丙 |
こういう感じになります。
例えば日干「壬（みずのえ）」の人からすると、「丁」が正財にあたります。
→日干「壬」の人は、どこかの天干か蔵干に「丁」があれば、正財を持っていることになります。
正財とは？？
日干が剋しにいく五行で、陰陽が違うもののことです。
「財」の星、自分で掴みにいくもの＝目標達成、計画性など、現実的な物を表します。
正財の人の性格は？
貯蓄家。ケチというか倹約家。
偏財は、ばーっと稼いでばーっと使う人だったんですが正財の人は、毎日こつこつ働いて、必要な分をしっかり貯めていけるタイプ。
大それたことをするより、毎日コツコツと小さな努力を積み重ねることができる人。
- 倹約家
- 優しい
- 人に尽くしちゃうタイプ
- 最強のNo2タイプ
- 細かいことにまで気が回る
- リアリスト
- 一途
- 自立
- 計画性あり
- 無駄が嫌い
- 無駄なことにお金を使わない
人前に出るタイプではありません。
あまり派手さもなく、基本的に用心深く保守的な人が多い。
面白い人ではないですが（おいっ！）、堅実な性格・生活から周りの人からは頼りにされたり、信頼されています。
人前には出ないタイプと言いましたが、一つのことを追求する才能があるので、なにか一つの部分で突出して、リーダーという立ち位置になったり、圧倒的な人気を得ることもあります。
ただ、その場合でもマルチな活躍をするというよりは、一つの分野に対して秀でていることが多いですね。
向いてる仕事は？
- やることが決まっているような仕事
- お金に直接携わるようなこと、部署
- バックヤードでやるようなこと
- 表舞台には出てこない
- 一点集中型の仕事
- 安定している
- 信頼を積み上げられること
- 長く働ける職場
臨機応変に色々なことをやるのが苦手です。変化に弱い。
大きな企業で専門分野に特化してみる のも良いです。
一つの場所に根をおろして長く働けるのが理想です。
企業で出世を狙うにしても、真面目にコツコツ頑張るのが正財の人です。
派手な成果をどーんと上げるタイプじゃないので、出世スピードは遅めですが、腐らず努力できます。逆に言うと、人と比べてあーだこーだ言わず、自分のペースでコツコツ積み上げるのが一番の近道でもあります。
恋愛傾向は？
自分と似たような、「コツコツ努力できる人」に惹かれます。何かに打ち込んでいる姿を見て恋に落ちた！ってことが多い。
明らかなチャラ男・借金男にはそもそも近くことさえありません。
常に結婚を意識した付き合いをしている人が多く、重い恋愛をしがち。
夫婦になると、お金のことで喧嘩しやすいかも。
例えば
- 飲み会にお金使いすぎ！
- それ必要？
- また新しいの買ったの？
→のようなことを口うるさく言ってしまいます。
この辺りを自覚して、すこーし財布の紐を緩めて上げるのが夫婦円満のコツ！
相手が大切にしていることも一緒に大切にできるといいですね。
…ということでいかがでしたでしょうか！
今日はここまでー！
アラレ
