日主を知って自分をもっと深く知ろう。今日は「辛」の人の特徴や性格を説明します〜
※日干が分かる人は、「辛の人の特徴」から読んでね
四柱推命とは?
四柱推命は、生年月日を西暦から干支暦に修正して、漢字8文字で表したものを(命式と呼びます)読み解いていく運命学のことです。
四柱推命では、あなたの生まれ持った才能や素質、性格からこれから起きる運命までもを読み解くことができます。
日干とは?
四柱推命は生まれた年、月、日、時間をそれぞれ2文字の漢字で表します。(合計8つ)
その中の日柱の天干のことを指します。
▼日干はこの部分!
▼日干が分からない人はこちらの記事を参考にしてみてね
辛(かのと)とは?
辛は、陰の「金」です。
一般的には貴金属や、宝石に例えられます。
陽の金「庚(かのえ)」は勇猛果敢な性格の人が多いですが、辛はデリケートで繊細な人が多いです。
辛は宝石・貴金属を表す星で、「金」とはいえ、脆く壊れやすいのが特徴。
そして、宝石は掘り出されなければただの石です。掘り出されても、水(壬)で土を洗い流されなければただの石。これを淘洗(とうせん)と言います。辛の人にとって一番必要な星は「壬」です。
辛は脆い宝石。火の五行で剋されることを良しとしません。命式に火の五行が多い人はしなくていい苦労を背負い込んでしまうタイプ。
輝くことが一番の存在理由になる辛にとって印星である土の五行(戊・己)が回ってくるのも喜ばしいことではありません。
命式中に埋金してしまっている人は努力しても日の目をみなかったり…と自分が輝く機会をなかなか掴むことができません。ただ、埋金してしまっている人にでも大運・年運で水の五行が回ってきたら、最高の開運期となります〜
生まれ持った宿命でこうだからダメと言うのがないのが四柱推命のいいところですね〜
こういうところから観ても、やっぱり通変星だけで推命しきることってできないんですよね。
印星(印綬、偏印)って名誉の星(いわゆる吉星)とも言われているんですが金の五行にとってはその限りではないんですね〜
このあたりが四柱推命が難解だと言われる所以かな…
※金の陽(庚)の説明記事はこちら
辛の人の性格・特徴
- 好き嫌いが激しい
- 人と合わせるのは得意
- 見栄っ張り
- 感受性豊か
- 人のイザコザには関わりたくない
- 苦労性
- 美しいものが好き
- 汚いもの・ドロドロした人間関係は苦手
- プライドが高い
- 褒められて伸びるタイプ
- 逆に、苦言は聞きたくない。聞こえない。
- 偽物のブランド品とか、絶対に持ちたくない
宝石っぽいでしょ。
性格は女性らしい人が多い。
番外編:辛の性格、漫画のキャラで例えると
ワンピース:ハンコック、アルビダ、キャベンディッシュ
ナルト:紅
鬼滅の刃:善逸
コナン:ベルモット、灰原哀
ハンターハンター:クラピカ(辛というより、庚っぽいかなあ〜)
NANA:レイラ
辛の人あるある〜
- 自分は別格だと思っている節がある
- 「変わってるね」と言われることが多い
- 喧嘩をしている人の輪からはしれっと抜けている
洗練されてるイメージ。同級生の中でも、大人びてた人が多いんじゃないかな〜
私なんかはギャーギャーうるさいタイプだったから、辛の「高嶺の花」とか「美しい人」「陰のある人」的なイメージはなんだか憧れちゃうなあ。
辛の人へのメッセージ
辛の人は「宝石」です。
生まれながらにして人々に愛される福徳を持っています。また、人を癒す力も持っています。
自分が「こう」と思ったことしかしたくないし、自分の価値観に合わないことをするのは大きなストレスになるでしょう。
一旦決めたことには粘り強く、コツコツと努力することができる反面、なりふり構わない強引さは持ち合わせていません。
理想主義的なところもあり、思い詰めやすい一面を持っています。
白黒はっきりさせなきゃ!と思い過ぎず、ある程度のグレーゾーンを受け入れることができるようになれば大成する可能性が大きくなります。
繊細ではかなく見えるけど、案外芯の通った一本木な人が多い印象
追記:運勢をみるには?
前述したように、辛(宝石)には土を洗い流す「壬」が必要です。
命式内に「壬」があるのが最良なのですが、命式になければ大運や年運で回ってきた時が開運期と見ます。
注意したいのが火の五行。辛は柔らかい金なので火力の強い運勢が回ってくると溶かされてしまいます。抑圧やプレッシャーが強い年回りとなりそう。
追記:YouTubeでも説明動画をUPしました!
YouTubeでも説明動画をUPしたよ!
その他十干の記事はこちらから→(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)
ということで今日はここまで!
アラレ