こんにちは〜。アラレです。
私の講座は、占い師になることを目指している生徒さんが多いのですが「占えるようになりたいなら、まず占うこと」と教えています。
座学だけでは、どんなに頭のいい人も占えるようにはならないんですね〜。
だから、「ちょっとでも勉強が進んだら、日干だけでもいいから占って見ること」を推奨しています。
人を占う時には大体こんな感じで進めることだと思います。
- 自分を占う
- 家族を占う
- 友人を占う
- モニターを募集して知らない人を占う
自分〜友人まではスイスイと占えると思いますが、問題は「モニターを募集する」のところ。知らない人に声をかけるのは友人や家族を占うのとはハードルが全然違います。
今日は、モニターさんを占う時に気を付けるべきことについてお話しします!
モニターを取る理由は?
私の講座では、占いの知識がついたらまず、不安でもいいから誰か占うことを推奨しています。
日干だけでも、通変星だけでも、なんなら月支元命だけでもいいから読める様になった段階でどんどん人と話すことが大切です。
これができないと、結局どんな講座を受けても知識だけが増えて、占えない占い師になっちゃうからですね〜
例えば、甲の意味は知っていても、その人の性格をどう表現したらお客さんに受け入れてもらえるのかは実際に話しながらじゃないと身につかないからなんですね。
→こんな話をしてもお客さんには伝わりませんよね。
でも、誰も占ったことがない人は知らず知らずのうちにこんな占いをしがちなんです。(私も経験あります)
専門用語を使っても全然伝わらないし、なんなら甲の説明なんてする必要がないんですよね。ってことは実践の場でしか経験できません。
私がどれだけ「専門用語は使っても通じないよ」と言っても、初めての占いの時は使っちゃうもんなんです。
だから、そこで「わからない」顔をされる経験を経て、「じゃあどうしたらお客さんに伝わる表現になるかな」と考えて試行錯誤できるかどうかが、まず最初の「占えるようになるかどうか」の大きな関門になります。
さらにもう少しレベルアップしても
みたいな感じの占いをしがちです。
今ならわかるんですが「まっすぐ」って言われてもわかんなくないですか?なんなら大抵の人が自分のこと真っ直ぐって思ってそうですしね。
こんな占いをするから「当たってない」顔をされる
まず、お客さんは答えを求めていないかもしれない
無料の場合だと特に「そんなに聞きたくないけど、なんとなく聞いてみたいこと」を相談事項に持ってくる方が多いです。
でも、それって表面だけの相談で、本当の悩みは別のところにある場合が多いです。
それなのに表面的な部分で提示されたことばかりを話しても「なんかしっくり来なかった」となることも。
相談事項に書いてある相談について話しながら、「そのお客さんの本当に悩んでいることは?本当に聞きたいことは?」を引き出すことを念頭に置いて話すと少し変わるかもしれません。
専門用語が多くて、何を言われているのかよくわからない
自分がお客さんになってみるとよくわかるんですが、初心者ほど専門用語を多発しがちなので、概してお客さんに伝わらない占いをしがちです。
例えば「三合と言う特殊な作用があります」とか言われてもわからないですもんね。
これは、特に自分が勉強していない占術の占いを受けてみるとどれだけわからないかがよくわかると思います。
最初から辛口、言い切ってしまう
人って「自分が認識している部分」を指摘されれば「そうです!」と答えられるんですが、「自分でも認識していない自分」だったり「自分の嫌な面」を指摘された時はやっぱり不快になったり、しっくりこなかったりするんですよね。
そんな「自分でも認識していない自分」だったり「自分の嫌な面」をいきなり指摘されても、占い師に心を開いてくれることはありません。
まず、いいところを褒める→それから、今の悩みの原因になっていると思われることの原因についてお話しするの流れができていないと、「嫌なことだけ言われた」感から「当たってない」につながることも多いです。
大前提:モニターさんってこんな人
大前提として、最初に取るお客さんって「無料」で占うことが多いですよね。
無料だから受けにくる人って、大前提として大きな悩みを話してくれる人は少ないです。
なんなら、何も悩みがないのに「占って〜」と言われます。
悩みを解決するというゴールがないお客さんたちなので、実は結構対応が難しいんですよね。
こんな気持ちのお客さんに満足してもらうのって、結局「いいことばかり言った時」もしくは「その人の考えていることの答え合わせができた時」になりがちなんですよね。
無料モニターは新しい情報を求めないタイプのお客さんになりやすいです。
だから、これが大切
自分の得意な相談内容を提示する
自分が、どの分野の相談だったら解決できるのかを提示しておくことが大切です。
例えば、私なら相続のことを相談されても「相続」についての予備知識が全く無いのであまりいい話はできないでしょう。
でも、「転職」「起業」についての相談は、占い×予備知識から、深い読み解きができます。なので、私の強みは仕事関係の相談に答えることになります。
あなたは「誰の、どんな悩みを解決できる占い師なのか」を明確に打ち出していくと、自分にとって占いやすいお客さんが集まってくれる&満足度もUPします。
苦手なタイプの相談も把握しておく
私は、「占いで病気を読む意味はない」と言うスタンスで占い師をしています。
遠い未来何十年先の心配事に関するアドバイスは可能ですが、「今現在、その人が病気かどうか」「その病気が治るかどうか」は令和現在、占いに頼るより医者に頼る方が正確だと思っているからです。
だから、健康相談は受けていません。
…と言うように、自分が受けたくない相談に関しても明確にして、詳細ページに記載しておくと自分も楽になります。
自分の思いが伝わりやすい形式も把握しておく
占い鑑定と言っても、対面鑑定、Zoom・Skype鑑定、電話鑑定、メール鑑定、鑑定書を送るなど、色々なスタイルの鑑定方法があります。
自分にはどのスタイルが合っているのか、自分の考えていることが伝わりやすい媒体はなんなのかを把握しておくことも重要です。
思っていることが一番正確に伝わるのは対面鑑定です。
対面鑑定>Zoom・Skype鑑定>電話鑑定>メール鑑定・鑑定書の順に伝わりやすさは変わります。
自分の得意なスタイルで占いができる様に、自分の鑑定スタイルも明記しておきましょう。
目的を持って占うこと
モニターを取る理由は明確ですか。
最初は純粋に「鑑定練習をするため」だとは思いますが、それだけだとなんのためにモニターを占っているのかわからなくなっていきます。
- 口コミを集めるため?
- 有料化するため?(いつから有料にするのか具体的にする)
目的があるのであれば、最初から口コミを集めておくべきですし、有料化するのであれば「いつ」有料化するのか明確にしておく必要があります。
モニターをとる目的を明確にしましょう〜
ある程度したら有料化すべき
無料モニターさんって「答え合わせ」「いいことだけ言われたい」人が多いんですが、有料になるとある程度悩みが具体的になっている人が増えます。
悩みがない人を占い続けるより、悩みがある人を占う方がゴールがあるので、案外対応が簡単です。
ここでいろんな悩みに触れることで、自分の得意なお悩みが明確になっていきます。
例えば、私も最初は「恋愛相談や、夫婦関係の相談もいいな」なんて考えていたこともありましたが、それより「仕事」の相談を受ける方が楽しかったので「仕事」の相談を中心に受けるようになりました。
…ということで今日はここまで!
質問がある方はLINE限定の質問箱を作っているので、是非LINE公式からご質問ください〜✨LINEやYoutubeで回答しています〜