日主を知って自分をもっと深く知ろう。今日は「癸」の人の特徴を説明します〜
※日干が分かる人は、「癸の人の特徴」から読んでね
四柱推命とは?
四柱推命は、生年月日を西暦から干支暦に修正して、漢字8文字で表したものを(命式と呼びます)読み解いていく運命学のことです。
四柱推命では、あなたの生まれ持った才能や素質、性格からこれから起きる運命までもを読み解くことができます。
日干とは?
四柱推命は生まれた年、月、日、時間をそれぞれ2文字の漢字で表します。(合計8つ)
その中の日柱の天干のことを指します。
▼日干はこの部分!
▼日干が分からない人はこちらの記事を参考にしてみてね
癸(みずのと)とは?
癸は、陰の「水」です。
一般的には雨や露に例えられます。
生き物にとって必要不可欠な恵の雨のように献身的で優しい人です。
感受性が強く、直感や閃きにしたがって生きるタイプ。でも、周囲に流されて行動・思考が一貫性を持てないことが多々あります。空想にふけるのが好き。
コツコツと努力を積み上げるのが得意です。
その場のノリで、テンション高く騒ぐようなことが苦手。
雨は消えてしまいやすいものです。水源である金の五行があることが望ましいです。
命式中に火の五行が多く、干上がった癸は欲望に溺れやすい傾向があります。自分を律することが苦手で、異性関係やお金にルーズな部分が目立ちます。
自分の「癸」が干上がってしまっている場合は、大運や年運で水の五行が回ってきたり、水運に入ると開運します。その上で、(水源である)金の五行があると、消えない雨となります。
逆に水の五行が大過している場合は、全てを流してしまう大雨となります。自分の利のために人を利用する傾向が出てしまいます。知恵もあり、頭もキレるので厄介な存在になります。
大雨になってしまっている癸は木の五行で吸収するのが吉。
土の五行で濁流になってしまっている人は打算的になる傾向があります。
四柱推命は、他の五行に比べ、水と火を重要視します。水と火を正しく読めるようになれば正確な推命ができるようになります。
水・火が多い人は、浮き沈みがめちゃめちゃ大きい!運勢に流されやすい傾向にあるから、特に注意して運勢を読む必要があります。
▼参考:水の陽「壬」の記事はこちら
癸の人の性格や特徴・いいところ
- やさしい
- 発想が豊か
- アイデアマン
- きまぐれ
- 案外怒ると怖い
- 慎重派・繊細
- 情報戦は得意
- 分析が得意
- 潔癖なところあり
- うるさい人は嫌い
- ウエーイ!系の人&雰囲気は苦手
- いろんなことに興味がある
- 美しい空想の世界にふけるのが好き
- 勤勉でコツコツと努力を積み重ねて成功するタイプ
癸の人あるある〜
- いままでAの話をしていたかと思えば、すぐにBの話題になったりと、会話があっちこっちに飛びまくる
- 昨日まではAがいいと思ってたのに、今日になったらBが好きになってる。気まぐれ。
- 家に籠もってろ!と言われたら結構ずっと引き篭れる。
西洋占星術で言えば、魚座のような人かな。
空想家でなーんかフワフワしてて、現実離れした人のイメージが強いです。女性らしい人も多いよ
癸の人へのメッセージ
癸の人は「雨」です。
雨と言っても、豪雨もあれば恵みの雨もあるように、色々な顔を持っています。
基本的には物静かで内向的ですが、意外と短期なところもあり、イヤになったら急に今まで積み上げてきたものを突然壊してしまうようなこともあります。
興味の幅が広く、色々なことに挑戦したいタイプです。
何か一つのことを極めようとすると、ストレスが溜まってしまいます。それゆえ器用貧乏になりがちですが、何か一つの軸を持って様々なことに挑戦するのが吉。
繊細で細かいことに気を使える人ではありますが、それ故に俯瞰して物事を把握するのが苦手です。大極を見失わないように意識しましょう。
人を信じてしまいやすい傾向があります。会社の社内政治などには向かないです。
自由に、自分の好きなことをやって生きていけるのが最高ですが、現実的な金勘定は苦手です。いくら利益があればどうなるのかという計算をしません。また、こうすれば売れるとわかっていても自分のポリシーに反することはしません。
もしフリーランスで働くのであれば経理・事務的なことは信頼できる人にお任せするのが吉。
でも、濁流のように打算的になってしまう人もいるよ〜
その他十干の記事はこちらから→(甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸)
ということで今日はここまで!
アラレ